シネマート心斎橋@4F

銃(R15+)

原作・中村文則×製作・奥山和由×監督・武正晴
3人のクリエイターによる、純文学性をもった、待ち望まれた日本映画が誕生

今年、映画化作品が続々公開されているベストセラー作家、中村文則。芥川賞、大江健三郎賞に輝くなど国内の評価に加え、アメリカのウォール・ストリート・ジャーナルの年間ベストテン小説にも選出され、海外での評価もうなぎのぼりである彼の記念すべき処女小説がついに映画になる。
きわめて文学的で映像化するのは困難と思われた原作に、日本映画界のレジェンド、奥山和由が挑んだ。中村の「火」を映画化している奥山は、本作のメガホンを実力派、武正晴に託す。武はかつて奥山プロデュース作品で助監督を務めていたいわば盟友。
主演は躍進の続く村上虹郎。奥山は、「銃」を映画にするにはどうしても彼でなければいけなかったと断言する。ナイーヴにしてワイルド、大胆不敵さと脆さを同時に醸し出す逸材の演技は、観る者を主人公の心象に寄り添わせ、破格の映画体験を約束する。あるときは主人公の感情を揺さぶり、あるときは支えにもなるヒロインを印象的に演じるのは広瀬アリス。そして、主人公の前に立ちはだかる「最強の敵」と言っていい刑事に扮したのはリリー・フランキー。中村文則、奥山和由、武正晴、そして村上虹郎。この四者の破格のコラボレーションが、スクリーンに「不滅の新風」を巻き起こす。

大学生、西川トオル(村上虹郎)は、雨の夜の河原で、ひとりの男の死体と共に放置されていた拳銃=COLT社の「LAWMAN MK Ⅲ 357 MAGNUM CTG」を手にし、それを自宅アパートに持ち帰った。まもなく、その銃は彼にとって、かけがえのない宝物のような存在になった。見つめれば見つめるほどに、触れれば触れるほどに、愛しさがこみあげてくる。「美しき恋人」と一緒にいることで、トオルはかつて体験したことのない自信に満たされるようになった。誰かを脅すことも、誰かを守ることも、誰かを殺すことも、自ら死ぬことも可能にする銃という「道具=武器」は、大学生活の心的様相もあざやかに変えていく。

『銃(R15+)』オフィシャルサイト

キャスト・スタッフ
企画・製作:奥山和由
監督:武正晴
原作:中村文則「銃」(河出書房新社)
出演:村上虹郎/広瀬アリス/日南響子/新垣里沙/岡山天音/後藤淳平(ジャルジャル)/中村有志/日向丈/片山萌美/寺十吾/サヘル・ローズ/山中秀樹
リリー・フランキー
配給:KATSU-do/太秦(2018年/日本/97分)

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11月17日(土)より公開

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